治療方針

脉診流経絡治療

脉診流経絡治療東洋医学において身体は、
五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎・胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)の調節により健康が保たれており、そのバランスが崩れたときに、病気になると考えられています。

 

その崩れたバランスを症状や脉(みゃく)、お腹の状態、ツボの反応などから発見し、再調節することにより、自然治癒力を引き出し、免疫力や抵抗力を高めて、今出ている症状だけでなく、症状の起きている原因(根本)から病気を改善し、予防する治療法です。

 

病名治療ではなく、一人ひとりの症状・体質に合わせたオーダーメイド治療でもあります。

 

慢性病・内臓疾患・アレルギー疾患や病院の治療でも余り効果が出ない疾患などの難治性も、経絡治療を行う事で、「なんとなく調子が良い」と感じられると思います。
治療を継続する事により、その「なんとなく調子が良い」の積み重ねで、「あっ、そう言えば治ってた」と感じる事ができると思います。

 

ぎっくり腰や寝違えなどの急性症の場合は、その場で楽になる事も多々あります。

 

是非この機会に経絡治療をお試しになってみてはいかがですか。

治療の流れ

  • STEP
    着替え
    治療しやすい格好に着替えていただきます。 女性の方には着替えを用意しています。
  • STEP
    問診
    今ある症状や生活習慣、過去の病気などを伺います。
  • STEP
    診察・診断
    脉やお腹の状態、ツボの反応を診て、問診から得られた情報を加味して総合的に治療方針となる「証」を立てます。
  • STEP
    本治法
    証に従い、肘から先と膝から下のツボに鍼を行います。 経絡治療では、この本治法が最も大切な治療であり、症状の根本を治す治療です。 手足に行った鍼は全身の調子を整え、自然治癒力を引き出し、抵抗力や免疫力を高め体質改善ををして行きます。一本鍼をするごとに脉やお腹の状態、ツボの反応はがらりと変わるので、その結果を診て、今行った鍼が良かったのか悪かったのか、次行う鍼をどこのツボを使うのかを決めていきます。
  • STEP
    標治法
    症状のある部位や関連した部位に鍼灸治療を行います
  • STEP
    治療終了
    最後に脉やお腹の状態、ツボの反応を確認して治療終了です。

よくある質問

鍼(はり)は痛くないの?

さいじょう鍼灸院で使用している鍼(はり)は、直径が0.16mmと髪の毛よりも細く、深く刺したり、電気を流すことはしないので痛みや不快感はありません。

鍼をした後に「今鍼をしました」と言うと皆さん「えっ刺したんですか?」と驚きます。

また、一本一本ディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しているので衛生管理も万全です。

お灸は熱くないの?

さいじょう鍼灸院では、患部を温めるお灸を行います。

皮膚に接触させないので、火傷や痕が残ることはありません。

治療の間隔はどのぐらい?

体質や症状により異なります。

治療終了後の脉やお腹の状態、ツボの反応を診て適切な治療間隔をアドバイスします。

一般的には、ぎっくり腰や寝違えなどの急性症状に対しては、短期間に集中的に、慢性疾患や体質改善の場合ですと週に1、2回程度、健康管理や病気の予防に対してはつきに2回程度が有効です。

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